インターン生の受け入れ体制作りは不要!? 学生のワクワクを引き出す仕組み作り!

こんにちは、金子です。

夏休みが近づくと、インターンを探す学生もますます増えてきますね。

今回は長期インターンを初めて導入した企業様で、インターン生を重要な戦力として活用されている、日本法規情報株式会社様にお話を伺いました。

日本法規情報様は、2011年設立のベンチャーで、主に相続・離婚・交通事故などのトラブルに関する相談窓口を掲載するサービスを提供しています。そして、弁護士、税理士、司法書士、会計士、不動産、保険会社など3,000の相談窓口を持ち、「どこに相談したら良いかわからないをわかるに変える」ことを目指しています。

人事担当の村上様によると、「インターン生がいない日は仕事が滞って困る」というほど、なくてはならない存在。

受け入れから戦力化までの取り組みを伺います。

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1. 話題の“インターンシップ”に興味があった

ー本日はよろしくお願いいたします!インターン生が5名いらっしゃるとのことで、採用おめでとうございます。

村上さん:ありがとうございます。思っていた以上に優秀な学生が多くてびっくりしています。インターンに応募してくる学生はすごいですね。当初は1〜2名の採用のつもりだったのですが、キャリアバイトからの応募が多かったので、結果的に5名になってしまいました(笑)。

ーよかったです!ありがとうございます。現在インターン生はどんな仕事をしているのですか?

村上さん:営業でテレアポや、相談者からの案件の仕分け、外部ライターさんから上がってくる記事の編集など様々ですね。

ーけっこう多岐に渡っていますね。もともとはなぜインターン生を採用しようと思ったのですか?

村上さん:正直、インターンが話題になっているので面白そうだなと思って。新しい採用の取り組みとして試しにやってみようと思ったのがきっかけです。新卒採用もしていなかったので、正社員採用目的というよりは、純粋にインターン採用というものを取り入れてみようという感じでした。

新卒採用はコストもかかるのでこれまで中途採用のみでしたが、インターン生が来たことで、会社としても「若手の採用もいいな」という雰囲気になっていますね。

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2. 広く経験させ、その人が一番活躍できる仕事を任せる

ーインターン生へはどんな風に仕事を任せているのですか?

村上さん:3つの部署があるのですが、ひとつに決めずに、横断して幅広く仕事をしてもらっています。テレアポや顧客フォロー、メディア編集などどれかに携わり、1ヶ月程度で別の部署に移動してもらいます。

ひとつの仕事だけでなく、幅広く経験してもらうことで社員と同じように動けるようになるので、5名のインターンのうち、誰かひとりでも出社してくれれば、インターン生に任せたい業務は滞りなく進みますね。学生である以上、週2日くらいの出勤になるので、その点もカバーできています。

ー短期スパンで仕事が替わるんですね。覚えた段階くらいで替わってしまうような気がしますが、仕事は身につきますか?

村上さん:インターンの皆が非常に優秀なので、1〜2回の出勤でだいたい慣れます。飲み込みが早いですね。それに、任せている仕事の内容もその学生ができる難度の仕事にしています。そのため、むしろ仕事が替わることで飽きずに取り組めているように見えますね。次々に新しいことを経験できる方がインターン生にとってもより学べることが多いので良いのではないでしょうか。

ー初めから仕事を決めすぎずに色々なことを経験させて、一番活躍できる仕事を任せる、自然に学生が成長しそうですね。

村上さん:そうですね。インターン生への指導が負担だと感じたことはないですね。受電も架電もすぐできるようになりますよ。あるインターン生はテレアポがやりたいと自ら手を挙げてきました。アポイントから成約にむすびつくと自分の実績として自信になりますし、インセンティブ制度も設けているので、それもモチベーションにつながっているようですね。

ー他にはどんな仕事をしているのですか?

村上さん:例えば、ユーザーから受けた相談案件を、抱えている専門家のコンサルタントにつなぐなどの相談の処理があります。週2〜3日の出勤ですが、本当はもっと来て欲しいくらい助かっています(笑)。

法律を勉強している学生にとっては、「毎日こんなに相談がくるのか」という実感自体が学びにつながっています。どんな仕事も見方を示してあげれば面白く思ってくれますし、そういう姿勢が社員からも受け入れられるポイントかもしれませんね。受け入れてみないとわからなかった気づきです。

3. 採用基準は「自分の言葉で語れる人」

ーインターンの皆さんの採用に至るまでは、どのように行なっていたのですか?

村上さん:まずはキャラクター重視ですね。中途採用でもそうなのですが、社内のメンバーに多様性を持たせるために色々な志向の方を採用したいと思っています。

インターンの場合だと、法律を勉強中でさらに学びたいという人ももちろんいますが、中小企業診断士や公認会計士を受験予定の人や、当社のインターンが時給1,200円だったので稼ぎたいという人もいましたね。

面接は形式張ったものではなく、フランクな会話を重視しています。就職面接のような一問一答では、その人の良さを垣間見ることは難しいですよね。

相手に8割話させる雰囲気作りをして、その時「自分の言葉で語れる人」を採用しています。実際の面接では、想いや意志をもった学生が多く驚きました。

ー選考の過程で困ったことはありましたか?

村上さん:面接に来ない学生もいるということですかね。アルバイトや新卒・中途採用にもあることですが、すごくしっかりとした立ち振る舞いができる人もいれば、そうでない人もいます。本気でやりたいと思っている学生に来てもらえればいいかなと思っています。

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4. まずは受け入れ、新卒採用はそのあとの取り組み

ーインターン生が活躍していますが、一方で課題などはありますか?

村上さん:難しいところは、出勤が午後に偏ることくらいですね。授業が午前中に多いようで、午後からの出勤がほとんどのため、午前中も来てくれると助かりますが、どうしても困っているというほどではないです。学生ですからね。

欲をいえば、どう新卒採用につなげるかというところですね。インターン生としての働きぶりは十分なので、今後は入社を希望してくれる学生がいれば嬉しいです。

ー何か取り組みはされているのですか?

村上さん:まだ取り組みといったところまではできていません。インターン生が入ってきて3ヶ月ほどなので、これから考えます。はじめは新卒採用は「いい人がいれば」くらいであまり目的としていませんでしたが、優秀な人材を目の当たりにするとぜひ入社してもらいたいと思いますね。

はじめから新卒採用目的のみで導入するよりも気を張らずにインターン生を受け入れられたのが、今回の採用成功の要因かもしれません。

社内からもインターンは好評で、今後中途採用を強化していく中で、インターンも強化する予定です。

ーありがとうございました!新卒採用にもつながるといいですね。これからの取り組みもよろしくお願いいたします。

著者プロフィール

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金子 麻里奈
株式会社アイタンクジャパン営業企画マネージャー兼人事。企業向けに長期インターンシップ導入支援を行い、実績は100社以上。自社セミナーの講師も務める。大学生と企業をつなぐ、良質なインターンシップの普及に邁進中!趣味は手料理。

Facebook:http://www.facebook.com/kaneko.marina.21

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