【職種別事例紹介】学生に人気のマーケティング職インターンシップまとめ

HeRmanをご覧の皆さん、山下です。さて、インターンシップ導入を検討するにあたり、どういった仕事を任せるのか?という問題はつきものですよね。学生が興味を持つのはどんな業務なのか?どの程度業務をこなせるのか?など、懸念点は多いと思います。今回はマーケティングインターンに絞った上で、他社のインターンシップ導入事例を参考に、具体的にどんな内容のインターンを実施すれば良いのかを見ていきましょう。

1. マーケティングインターンの種類

そもそも、マーケティングという言葉自体の定義が曖昧ですよね。一般的には「モノが売れるための、サービスが利用されるための仕組みづくり」という意味合いで用いられることが多いです。そのため、マーケティングインターンと一口に言っても、実際にはさまざまな種類の業務があります。

マーケティングインターンを分類分けしてみると、

  • リサーチ
  • データ分析
  • 販売戦略
  • 広告宣伝

などに分けられます。

何が求められているのかをリサーチしてその結果をデータ分析、利用者の手に取ってもらうための販売戦略に基づいて広告宣伝をし、製品の販売拡大やサービスの利用者拡大を目指す、という流れですね。

このように、マーケティング業務は多岐に渡りますし、さらに媒体はwebなのか紙なのか、国内向けなのか海外向けなのかなど分類することも出来ます。

2. マーケティングインターンの実施事例

さて、ここまでマーケティングインターンの種類を見てきましたが、実際に導入した企業は具体的にどんな業務を実施していたのでしょうか?ここではそれぞれの種類ごとに、実施されたインターンの事例を見ていきましょう。

リサーチ業務の実施事例

こちらの企業は自動車などの中古の輸送機器を50か国以上に輸出するベンチャー企業です。インターン生には自動車貿易に関する各国の市場調査やwebメディアについての調査、競合他社についての分析に加えユーザー獲得のための営業社員への提言を担当してもらっています。過去の販売データや市場の調査を収集・分析し、どんな車種が売れそうなのかを営業社員に提言する、という流れの業務を任せているようです。

【勤務条件】

  • 給  与:日給5,000円〜
  • 勤務時間:土曜日を含む週4日~、8:30~23:00の間で5時間
  • 待  遇:インセンティブ制度あり

【筆者の視点】

海外との関わりがあったり営業社員への提言が必要になったり、かなりレベルの高い業務を任せているようですね。自動車に関する知識や外国語の読解、提案力など幅広く、かつ高レベルのスキルが必要になりそうです。実際に応募条件にも責任や覚悟が求められていたり、TOEICスコア700点が設定されていたりします。他社を見てもあまりない高レベルな業務を任せるだけあって、求める学生のレベルも高く設定されているようですね。


こちらは企業の人材採用に関するコンサルティングや採用広報活動に対する企画・提案を行う企業です。学生に任せる業務としては、就職活動中の大学生に対するアンケート調査や、企業の採用担当者を対象とした採用活動の調査・分析があります。また、その結果から何を読み取ることが出来、調査結果を今後どのように活かしていけるのかも業務の一環として盛り込まれています。

【勤務条件】

  • 給  与:時給1,500円
  • 勤務時間:週1回以上、平日9:00~17:30

【筆者の視点】

アンケート内容から調査結果の集計・分析までの流れを学生に任せており、こちらも学生が幅広い業務に従事できるようになっています。

学生に権限を与えることによって学生の成長も早まりますし、高いモチベーションを持って業務に取り組めるのではないでしょうか。

データ分析業務の実施事例

こちらの企業は湘南美容外科クリニックグループ傘下の企業で、健康食品や化粧品等の企画・製造・販売しているベンチャー企業です。インターン生にはシーオーメディカルが取り扱う製品の販売履歴を分析し、履歴データの収集と分析を担当してもらっています。インターン生が収集したデータは営業戦略に活用されたり、新商品の企画に用いられたりするそうです。

【勤務条件】

  • 給  与:日給7,500円~
  • 勤務時間:平日週3日~、10:00~19:00
  • 待  遇:昇給あり、試用期間あり

【筆者の視点】

データの収集から分析まで、結構本格的な業務を学生に任せているようですね。収集・分析したデータを今後の戦略に反映させることが出来、学生にとってはやりがいのある業務なのではないでしょうか。こうしたやりがいのある業務には優秀な人材が集まりそうです。また、新卒登用を積極的に行っているそうなので、正社員としての教育という側面もあるのかもしれません。

販売戦略業務の実施事例

こちらはwebサービスやアプリの企画・開発や運営を行う企業です。具体的にはバーチャル試着が出来るwebサイトやクルマの情報を発信するサイト、ダイエットをサポートするアプリやwebサービスを運営しています。

インターン生に任せる業務としては、それぞれのwebサービスを更に広めていくためのマーケティング戦略の立案をメインで担当してもらっているようです。また、マーケティング戦略に付随したデータ入力や記事作成、デザインなども任せており、戦略の立案だけでなくその後の実施段階までインターン生に任せているみたいですね。

【勤務条件】

  • 給  与:時給1000円
  • 勤務時間:平日週3〜5日、10:00~19:00で4時間以上
  • 新卒登用:相談の上、判断

【筆者の視点】

    参加者の中にはPC操作が苦手な人もいたようですが、しっかりとアシストしていくことで徐々に慣れ、基本的な操作は1人でも出来るようになったようです!このように、インターン生にwebサービスやアプリなどの専門的な業務も積極的に任せても大丈夫なようですね。

広告宣伝業務の実施事例

こちらの企業は電気代などのエネルギー代を低減するための提案を行ったり、自然エネルギーから発電する小規模発電施設の研究開発・普及促進を行ったりしています。最近では外国人をターゲットとする古民家の再生再販事業を立ち上げており、日本の木造物件に住みたい外国人向けの古民家紹介・販売メディアを運営しています。

インターン生に任せる業務は、日本の古い木材を日本人・外国人に紹介・販売するための新メディアの立ち上げに関する業務です。より具体的には、古民家の再生再販事業を外国人向けに発信するためのLINEを通じたスタンプの作成や動画のアップロードなどの広報活動、YouTubeでの動画の企画からアップロードまでを含めた映像プロモーションです。

【勤務条件】

  • 給  与:時給1,000円
  • 勤務時間:平日週1日~、10:00~19:00で3時間以上

【筆者の視点】

こちらの企業ではLINEやYouTubeからの情報発信ということで、学生側には絶対条件ではありませんがSNSに関する知識やwebマーケティングに精通した人材が求められています。SNS上での簡単な業務から動画作成などのスキルが求められる業務まで、広告宣伝のインターンでは幅広い業務が実施されていますね。


こちらの企業では株式会社GVのクライアントに対してプロモーション支援を行っていたり、投資金融や健康食品など、幅広い分野のアフィリエイトサイトを常時200サイトも運営していたりします。インターンシップの内容としては、自社メディアの運営・広告運用などのマーケティング全般に関わる仕事があります。

具体的には、最初は広告に関する知識の習得と広告運用の基本を学び、慣れてきたら本格的に広告運用を行ったり、数字の読み取り方や仮説検証の方法について学んだりしているそうです。

【勤務条件】

  • 給  与:時給1,000円~1,100円
  • 勤務時間:平日週2日~、10:00~20:00で4時間以上
  • 待  遇:季節ごとにイベント有

【筆者の視点】

学生としては自分のスキルアップに合わせて業務のレベルが上がっていくので、モチベーションを維持したまま取り組めそうです。また広告は学生にとっては華やかなイメージが有るため、こうした広告関連のインターンシップは魅力的に映るかもしれませんね。

3. まとめ

いかがでしたでしょうか?マーケティングと一口に言っても様々な業務がありますし、その難易度もそれぞれです。その中でも、傾向としてはSNS運用などのWEB関連の業務をインターンとして実施している企業が多くありました。

データ分析や販売戦略立案などの業務は、学生には難易度やリスクも高いようですが、企業によっては、そういった業務に大きな裁量を与えて実施しているところがあることも事実です。

また、学生が業務に慣れてきたりスキルが上がってきたりするのに合わせ、より幅広い業務を任せたり、難易度の高い業務を担当させたりする企業も多くあります。

企業側は何を目的としてインターンシップを実施するのか、その業務を担うことのできる学生はどれだけいるのか、学生はインターンシップに何を期待しているのかなどの要素を照らし合わせて検討されてみてはいかがでしょうか。

著者プロフィール

著者アイコン
山下 拓哉
東京練馬在住の大学3年生。自身のインターンシップ参加の経験から、インターンシップをより広めたいと考えるようになる。趣味は野球観戦とゴルフ。

関連記事