短期インターンシップで優秀な学生を新卒採用?!【営業職編】

近年では”インターン”という言葉が大学生の中では当たり前のように飛び交うようになりました。一言でインターン言っても、長期・短期のもの、営業やエンジニア、マーケティングなど様々な職種でのものなど、その形態は様々です。そこで今回は、短期インターンについて、中でも【営業】インターンについて紹介していきます。

1. 営業の短期インターンとは

そもそも短期インターンとは、就職活動の時期に企業が自分たちの会社や業界への理解を、学生に深めてもらうために開かれる場合が多いです。

特徴としては、説明会のように企業から学生へ一方的に情報を提供するのではなく、ワークショップやセミナー形式のものなど、学生自身がチームもしくは個人で、実際に企業であった事例を体験学習していくものが多いです。営業の短期インターンとは、そのような事例の中でも特に「営業職」への理解を学生に深めてもらう事を目的としたものになっており、ワークやセミナーに加えて実際に社員を相手に営業をする場を与えている企業もあります。

営業の短期インターンに応募する学生の特徴

さて、営業の短期インターンについて簡単に紹介してきましたが、営業の短期インターンに応募する学生にはどのような目的を持って参加しているのでしょうか。そこでここではリクルートキャリアの発表している「就職白書2016 ーインターンシップ編ー」を参考に、その点について紹介をしていきます。

  • 仕事理解
  • 業種理解
  • 企業・職場の雰囲気を知る

上記に紹介したように、学生が企業選びの際に見るポイントとして「会社でどんな仕事をしているのか、できるのか」「会社はどんな雰囲気なのか」がメインなようです。そのため「事業内容・職種・社風」を伝えられるような短期インターンプログラムを作成することで、インターンに参加した学生の満足度も向上し、応募者数の増加につながるかもしれません。

◇参照:[就職白書2016 ーインターンシップ編ー]

2. 営業の短期インターンの事例

営業の短期インターンについて、簡単にご理解いただけたでしょうか?もう少し理解を深めていただけるよう、ここで毎年人気のある営業の短期インターンについて、事例を紹介していきます。

ぐるなび

日本最大級の飲食店検索サイト「ぐるなび」での営業インターンです。営業職の中でも提案営業職への理解が深まると人気の短期インターンです。また営業向けではないですが長期インターンも実施しており、様々な職種で会社への理解が深められると人気です。

  • 開催期間:2日間
  • プログラム内容
    外食産業の市場動向やトレンドをキャッチし、それぞれの飲食店に合わせた集客力UPのための販促提案をしたり、食材紹介やメニュー提案、従業員の採用、教育に至るまで、飲食店の抱える課題を解決し、オーナーと一緒になってお店の価値を向上させていく仕事です。トレンド創出から課題解決まで、様々な力が試されるぐるなび営業がまるわかりの2日間。

◇参照:ぐるなび

大塚商会

2015年は1,500名以上が参加したインターンです。会社としても営業のイメージが強く、営業職志望の学生が毎年多く応募しています。

  • 開催期間:1日間
  • プログラム内容
    企業の営業パーソンとして、チームで顧客への訪問や上司との相談を繰り返して、顧客の課題に即した営業提案を行います。顧客ニーズの把握・コンサルティングを通して、お客様にとっての最適とは何かを考えた「お客様目線」の営業を実践していただきます。

◇参照:大塚商会

野村證券

インターンの人気ランキングでも毎年トップを争っている野村證券は、営業部門とホールセール部門でインターンを行っています。金融業界の理解も深められると同時に、営業の面白さを知れると人気のインターンです。

  • 開催期間:5日間
  • プログラム内容
    グループワークや支店見学を通じて、金融ビジネスをシミュレーション体験します。金融の知識のない方にもわかりやすく、金融ビジネスや野村で働く魅力をお伝えします。

◇参照:野村證券


このように、様々な業種・会社規模で営業の短期インターンが実施されており、毎年多くの学生が参加しています。また、人気のインターンシップでは先ほど紹介した「業種・職種・社風」を知れるようなプログラム構成になっていますよね。

このようにポイントを押さえて実施することで、会社の事業に対する理解とともに、営業の仕事を体験しイメージしてもらえるのではないでしょうか。

3. 営業の短期インターンで新卒採用に繋がる

「インターンを実施しても学生が入社してくれなければやる意味が…」と思ってる方もいるのではないでしょうか。実際には、営業の短期インターンを実施することで学生を早いうちから囲い込み、特別ルートでの採用を行っている企業が多いようですし、そこから新卒の採用に繋がることも多いようです。このように短期のインターンを通して、面接ではわからないような学生のその職種への適性などを測ることができるかもしれませんし、気に入った学生がいた場合には個別の選考ルートを用意するなど、早いうちから学生の囲い込みを行えるかもしれません。

通常ルートの採用と、インターンシップ参加者専用の選考ルートを設けることで、結果として優秀な学生を早いうちから囲いこみ、新卒採用も効率よく行っていけるのではないでしょうか

4. まとめ

今回は営業の短期インターンを導入することで、どのようなメリットがあるのかや、実際の事例を紹介してきました。この機会にぜひ営業インターンの導入・実施を検討してみてはいかがでしょうか。

また、今回の営業短期インターンと同様に「教えて!隣の人事はどんな短期インターンをしているの?【IT業界編】」と題して、エンジニア向けの短期インターンについても紹介していますので、そちらも併せてご覧ください。

教えて!隣の人事はどんな短期インターンをしているの?【IT業界編】

著者プロフィール

著者アイコン
新保 雄大
新潟から上京し、理系2年・文系4年と大学6年目の4年生。2015年の6月からライター業務を始め、2016年10月31日から株式会社アイタンクジャパンに参加。趣味はビリヤード・天体観測・お酒。好きな食べ物はニンニク。

関連記事